冬場の空気の乾燥
「原因はよく分からないけれど、なんとなく頭がいたい」
「胃もたれがする」
こうした冬場の体調不良は、実は「かくれ脱水」によるものかもしれません。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
体のほぼ半分を占める「水」
成人の場合は体重の約60%、65歳以上の高齢者の場合は約50%を
水分が占めていると言われています。
この水分を「体液」と言います。
体液には血液、リンパ液、消化液、細胞と細胞の間を満たす組織間液などがあり、
体液が全身を循環することで、体に必要な酸素や栄養分が細胞に運ばれ、
不要な老廃物は尿として排泄させます。
つまり「かくれ脱水」を放置していると、
脱水症へと進行するリスクが高まります。
- 頭痛
- 集中力の低下
- 日中の強い眠気
- 腹部の不快感
- 胃もたれ
- 筋肉痛
- 足がつる
このような症状が脱水症の初期段階で表れます👆
どれも脱水とは結び付きにくいかもしれませんが、
原因がわからないまま不調があれば、水分補給をまずは
考えてみてはいかがでしょう?
また、空気中の湿度を適切な状態にしてあげることも重要です。
部屋の湿度は40~60%の間を目安にすることが推奨されています。
カビ菌や雑菌は一般的に高温多湿の環境下を好む傾向にあるため、
湿度が高すぎると部屋にカビが生えやすくなります。
逆に湿度が40%を下回ると空気の乾燥による影響が起こりやすくなります。
健康に過ごせるよう気を付けて冬を乗り越えましょう😊